NPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター」
~忘れてはならない忘れもの~
「中国残留孤児の国籍取得を支援する会」会長他 ~国籍取得、帰国、そして生活支援~
河合には1つ年下の弟がいました。産まれたばかりの時に日本へ引揚げ――母の母乳は出ずミルクもなく栄養失調で息を引き取りました。もしかしたら、自分も中国に残されていたかもしれない。そんな想いも支援の奥底にあったようです。しかし、中国残留孤児の日本国籍取得は長い道のりでした。1,250人の国籍取得に25年もかかりました。日本への帰国支援も行いました。そして、日本語が話せない彼らが日本で楽しく暮らしていけるようにと始めた生活支援は、今も続いています。御徒町にある「中国残留孤児の家」には、毎日、多くの孤児が集まって日本語の勉強や水餃子作り等をしています。この活動を、河合は全面的に支えているのです。
国だけに任せておいていいのか――河合の自宅には残留孤児の方々から送られた絵や書がいくつもあります。もちろん、それらは河合個人に贈られたものですが、河合にとってその感謝の品々は、河合が推進する自分の国を良くしていくというSR(社会的責任)活動が形になったものでもあるのです。
写真の本場の味<水餃子>は中国残留孤児だった方々が日本で生きがいを見つけられるよう始めた商売です。本場仕込みの味の水餃子です。是非、食べてみてください。
その他の社会活動
◆ 認定NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」評議員
これは、10数年もかかって富士山を世界遺産にした官民の運動の「民」の側の活動です。富士山は2013年、世界遺産となり「世界の宝」となりました。この「世界の宝」富士山が100年後も美しい宝であるためには、環境保全のための人材確保、新ルール作り、議論、維持費用の捻出など、未来を考えた活動・行動が必要です。
『いつまでも富士山を世界遺産に』
これをスローガンに活動を行っています。
◆ 公益財団法人「三井住友海上文化財団」評議員
<地域に、生で質の高い音楽を届ける活動です>
この会では、年間30回程度のコンサートを実施しています。コンサートに出演する演奏家への謝礼や交通費を負担することで、地域住民の方々に質の高い生演奏を楽しんでいただくことが目的です。また、音楽や郷土芸能の分野で、有意義な国際交流の促進に向けた助成金の贈呈も行っています。音楽が大好きな河合ならではの社会貢献です。
- ◆ 公益財団法人「日本卓球協会」法律顧問
- ◆ JBC(日本ビジネス協会)会長(若手経営250人の会)
- ◆ NPO法人「JBC・CSR基金」代表理事
- ◆ 「東京麹町ロータリークラブ」会長
◆ 「東京麹町ロータリークラブ」地区委員
ロータリークラブの活動は、自立した個人として社会奉仕を行うことが目的です。河合は東京麹町ロータリークラブの「地区委員(国際奉仕活動)」になっています。